ジャズギター入門
コードトーン
みなさんこんにちは。赤須翔です。今回のテーマはコードトーンです。
以前にも説明したと思いますが、コードトーンとはコードを構成する音達のことです。メジャースケールだけだとただの音の配列でしかありませんが、コードトーンになると和音になり少し音に意味が出てきます。
例えば、Cというコードはドミソで出来ています。ドレミファソラシドの1度、3度、5度の音で構成されています。三和音です。
1度、3度、5度、7度と一つ音を増やすと四和音になります。四和音の方がお洒落な感じでジャズに合うコードになります。
今回のタブ譜はMac the knife のコード進行をコードトーンアルペジオで書き出してみました。
二拍ずつでコードが変わる所はより重要な方のコードで統一して一小節に省略してあります。
まず最初のリピートからリピートを閉じてある16小節間は三和音です。
その次の16小節間は四和音になっています。
それではタブ譜の方を見てみて下さい。






単音ですが、コード感が出てきましたね。
ジャズのアドリブでは、コードを単音で表現できるようになる事が大切です。そのためのエクササイズとして使用して下さい。
まずは、覚えるために一小節ずつ繰り返し練習してもいいかもしれません。
メジャースケールから外れた音もありますが、大体はBbメジャースケールの中にある音です。
スケールも意識しながら練習できるようになると、またレベルアップに繋がります。
次回は、コードに対応するコードトーンとスケールを一緒に練習するエクササイズをやります。
執筆:赤須 翔
練習・学習内容
- Mack The Knifeのテーマを弾こう!
- Mack The Knifeのバッキングを弾こう!
- メロディを発展させよう!(アドリブ)
- メジャースケールを覚えよう(Bb)!
- コードトーン
- コードトーン・スケールエクササイズ
- クロマチック・アプローチ
- 応用ソロ (1)
- 応用ソロ (2)
- まとめ オリジナルソロ