C Major scale(Cメジャースケール)
今回はスケール練習を考えてみましょう。
まずはMajor scaleです。
スケールとは音階(オクターブ内の一定の音列)のことで、明るい響きはMajor(長)、暗い響きはminor(短)と表します。
Major scaleとは長音階ということになります。
C Major Scale とは具体的になんのこと?
C Major scaleは簡単に言うとCDEFGABC(ドレミファソラシド)のことです。
一般的なこれはイタリア読みで、日本読みなら(ハニホヘトイロハ)となります。
アメリカ・イギリスではCDEFGABC(シーディーイーエフジーエービーシー)、クラシックで用いられるのはドイツ読みでCDEFGAHC(ツェーデーエーエフゲーアーハーツェー)となります。
ポピュラー音楽では、実際のスケールやコードはアメリカ読みのCDEFGABC(シーディーイーエフジーエービーシー)で捉えるのでまずはそれで覚えましょう。
また、1オクターブ内の音程は 全全半全全全半 となります。
度数(degree)は1234567と数えます。
ギターの場合は、ピアノと違い同じ音が別の弦でも考えられるので、ポジションがたくさんあります。
まずは中でも最も一般的なローポジションの開放弦を含む基本ポジションを弾いてみましょう。
5弦3フレット 薬指=C、4弦開放弦=D、4弦2フレット 中指=E、4弦3フレット 薬指=F、3弦開放弦=G、3弦2フレット 中指=A、2弦開放弦=B、2弦1フレット 人差し指=C
まずは一音ずつ確認しながらしっかりとポジションを覚えてきましょう。
雑にならないように音色を揃えるように弦を弾きます。
音量のバランスも重要です。
ある特定の音だけ大きくなったりしないように安定させていくことがポイントとなります。
このポジションは開放弦を含むので意外と音色、音量を揃えるのが難しいのですが意識するのとしないのでは、音楽的に大きく差が出てくるので初期段階から意識して練習してみましょう。
ある程度馴染んできたら、メトロノームに合わせて弾く習慣をつけましょう。
音楽で最も重要なのはリズムでしたね!
ゆっくりでいいのでリズムキープを意識して練習してみましょう。
安定してきたら少しずつテンポを上げていってください。
いかがでしょうか。
右手と左手のタイミングが合わず狙った音が弾けない場合、ギターの場合多くは右手に問題があります。
そのような場合それを改善するために各弦のピッキング練習に一度立ち返ってみましょう。
各弦の開放弦でしっかり弦を捉える練習を繰り返しましょう。
ピック弾きの場合、ダウン・アップを交互に繰り返すオルタネイトピッキングで、フィンガースタイルの場合i・m(人差し指・中指)を基本にして、まずはピッキングを強化してみましょう。
その動作を保ったまま、ここで取り上げたC Major scaleのポジションを想定して、開放弦での弦移動を練習して右手の動きを固めましょう。
順に5弦、4弦、4弦、4弦、3弦、3弦、2弦、2弦となります。
すべて開放弦で練習します。
これだけでもスムーズに弾くのは難しいのが分かると思います。
ギターは右手のコントロールがとても重要となるので、今から少しずつ身につけていきましょう!
練習・学習内容
基礎を固める
- 指板の音を徹底的に覚えよう
- C Major scale
- 基礎理論 〜必要性と考え方〜
- アルペジオの練習方法
- マイナースケールの基礎
- 効果的なフィンガートレーニング
- リズムを最優先して練習しよう
- 三連符をリズミックに弾こう
- トライアド(三和音)をマスターしよう
- 3コードを弾いてみよう
- 魅惑のトレモロ奏法をマスターしよう
- 練習曲の意味
はじめてのアドリブ入門講座
- リズミック・アプローチ
- トライアドの活用
- BLUESを弾いてみよう!
- ペンタトニック・フレーズ
- ブルーノート
- スライドの活用
- 音型トレーニング 4音パターン (1)
- 音型トレーニング 4音パターン (2)
- 音型トレーニング 3音パターン (1)
- 音型トレーニング 3音パターン (2)
- モチーフの発展法
- フィンガーボードの把握
- Blue Note
- マイナーペンタトニック・フレーズ (1)
- マイナーペンタトニック・フレーズ (2)
- 三連符トレーニング(1)
- 三連符トレーニング(2)
- 三連符トレーニング(3)