リズムギター カッティング徹底分析
ブラッシング
ブラッシングとは、弦に触れてミュート状態でピッキングする必須テクニックのことです。リズミックでパーカッシブなサウンドが特徴で、ギターではジャンルを問わず頻繁に使わます。
左手に意識がいきがちですが、むしろ右手のピッキングの速度がサウンドを決定付けると言えます。
ミュート状態の左手の状態で右手は的確に弦をヒットさせる必要があります。
何度も繰り返し、ブラッシングを含むパターンを自在にコントロールできるように、じっくり取り組んでいきましょう。
ブラッシングのポジション
ブラッシングするポジションについては、通常のブラッシングとハーモニクス気味のものの2種類があります。
ハーモニクス気味のものはロックサウンドでよく映え、アグレッシブなサウンドが得られます。主に3,5,7フレットのハーモニクスポイントでプレイする場合が多いですね。
日ごろからリズムキープの練習を
リズムギター全般に言えることですが、リズムキープがとりわけ重要なので、練習には必ずメトロノームを使用する習慣をつけましょう。
無理のないテンポで繰り返し弾くことによって体にリズムが染み込んでいくので、日常的に続けると効果的です。
ただし、実際の音楽は人とともにプレイします。人間は機械ではないので微妙な揺れが生じます。それこそがグルーヴであり、生きたサウンドと言えます。バンドでリズム面を強化する練習をどんどん取り入れてみましょう。
バンドのない方は、ギター仲間と一台はベースライン、一台はカッティングというふうに役割を変えながら長時間リズム面に特化したセッションを行ってみましょう。タイム感の違いや一体感を感じる瞬間など、いろんなことに気付くはずです。
そもそも良いリズムギターは踊りだしたくなるくらいのグルーヴ感を発生するものです。そのようなプレイを目指し、練習を続けていきましょう!
基礎パターン 1
ブラッシングのみのパターン。16beatの基本形、休符の感じ方をマスターしましょう。オルタネイトで常に16beatを感じることが大切です。
基礎パターン 2
実音とブラッシングをしっかりコントロールしましょう。メリハリのあるサウンドを意識することが大切です。
基礎パターン 3
2拍目、4拍目のリズムがポイントとなります。裏のリズムを意識して練習しましょう。
基礎パターン 4
アクセント位置が変化していくパターンです。歯切れの良いカッティングを心掛けましょう。
練習・学習内容
基礎を固める
- 指板の音を徹底的に覚えよう
- C Major scale
- 基礎理論 〜必要性と考え方〜
- アルペジオの練習方法
- マイナースケールの基礎
- 効果的なフィンガートレーニング
- リズムを最優先して練習しよう
- 三連符をリズミックに弾こう
- トライアド(三和音)をマスターしよう
- 3コードを弾いてみよう
- 魅惑のトレモロ奏法をマスターしよう
- 練習曲の意味
はじめてのアドリブ入門講座
- リズミック・アプローチ
- トライアドの活用
- BLUESを弾いてみよう!
- ペンタトニック・フレーズ
- ブルーノート
- スライドの活用
- 音型トレーニング 4音パターン (1)
- 音型トレーニング 4音パターン (2)
- 音型トレーニング 3音パターン (1)
- 音型トレーニング 3音パターン (2)
- モチーフの発展法
- フィンガーボードの把握
- Blue Note
- マイナーペンタトニック・フレーズ (1)
- マイナーペンタトニック・フレーズ (2)
- 三連符トレーニング(1)
- 三連符トレーニング(2)
- 三連符トレーニング(3)