はじめてのアドリブ入門講座
モチーフの発展法
アドリブの一つのアプローチに、「モチーフの発展」が挙げられます。
発想はシンプルなのですが、なかなか奥が深いアプローチ方法です。
今回は「モチーフの発展」の基本的な考え方をマスターしましょう。
モチーフとは、メロディやリズムの一つの短いフレーズと捉えることができます。
モチーフの発展とはそのモチーフを活かし、同じコンセプトを保ちながら少しずつ変化させていくアプローチです。
しかし、モチーフをどのような考え方で発展させていけば良いのかという疑問がでてくることと思います。
ここでは基本的な考え方を示しますので、是非参考にしてみてください。
基本フレーズ

このシンプルなフレーズを題材に発展させていきます。
譜割りを変化させる

ロングトーンを中心に譜割りを変化させる。
全体をずらすようなイメージで面白いリズムを造ってみよう。
8分休符を活用する

8分休符を一つ入れるだけで、リズミックに変化する。
裏拍から発音することも重要なポイント。
4分休符を活用する

同様に4分休符を加えてみよう。
ひと呼吸おいたような感じとなりまとまりのあるフレーズになる。
休符をミックスする

8分休符、4分休符をミックスして試してみよう。更に実践的なリズムとなっていく。
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その他、16分音符、16分休符、3連符や2分休符なども活かしていくと実に様々なフレーズへ発展させることが可能となります。
とても役立つのでじっくり研究してみてください。
練習・学習内容
基礎を固める
- 指板の音を徹底的に覚えよう
- C Major scale
- 基礎理論 〜必要性と考え方〜
- アルペジオの練習方法
- マイナースケールの基礎
- 効果的なフィンガートレーニング
- リズムを最優先して練習しよう
- 三連符をリズミックに弾こう
- トライアド(三和音)をマスターしよう
- 3コードを弾いてみよう
- 魅惑のトレモロ奏法をマスターしよう
- 練習曲の意味
はじめてのアドリブ入門講座
- リズミック・アプローチ
- トライアドの活用
- BLUESを弾いてみよう!
- ペンタトニック・フレーズ
- ブルーノート
- スライドの活用
- 音型トレーニング 4音パターン (1)
- 音型トレーニング 4音パターン (2)
- 音型トレーニング 3音パターン (1)
- 音型トレーニング 3音パターン (2)
- モチーフの発展法
- フィンガーボードの把握
- Blue Note
- マイナーペンタトニック・フレーズ (1)
- マイナーペンタトニック・フレーズ (2)
- 三連符トレーニング(1)
- 三連符トレーニング(2)
- 三連符トレーニング(3)