リズムギター カッティング徹底分析
スキッピング
今回でカッティング講座は一区切りとしますが、最終回はスキッピングについて考察していきます。
スキッピングとは弦飛びの事です。カッティングのみならずギタープレイで難しいものの一つに、このスキッピングが挙げられます。
ギターは最終的な発音には右手のピッキングがポイントとなりますが、スキッピングは正に右手のピッキングの安定が求められます。じっくり取り組み安定したプレイを目指しましょう。
基礎練習
では、まず基礎的なピッキング練習をしてみましょう。
6弦開放E音をダウン&アップ すなわち2音ピッキングします。
次に1本弦を飛ばし、4弦開放D音を同様にダウン&アップ 2音ピッキングします。
最小限の動きになっていますか?何度も繰り返しながらチェックしてみましょう。
同様に6弦開放をベース音として、各開放弦で練習してみましょう。
6弦~3弦、6弦~2弦、6弦~1弦 それぞれ開放弦でしっかり弦移動できるようにトレーニングしてみましょう。
これはリードプレイなどでも活きてきますのでしっかり練習することをおすすめします!
では、カッティングでのスキッピングの実例を見ていきましょう。
Ex.1

これは6弦から3,2,1弦の和音へのシャープな移動がポイントとなります。
低音から高音へのコントラストが表現できるように意識しましょう。
高音部の和音をスライドで半音下からのアプローチも見逃せません。定番の手法ですのでニュアンスをつかみ発展させていきましょう。
Ex.2

16beatを基本パルス(最小単位)にしながら8分音符、4分休符などの活用でどっしりとしたグルーヴがでるように意識して弾いてみましょう。
カッティングを中心としたリズムプレイは、リードプレイ以上に重要ですのでグルーヴ感溢れる良いリズムギターを目指していきましょう!
練習・学習内容
基礎を固める
- 指板の音を徹底的に覚えよう
- C Major scale
- 基礎理論 〜必要性と考え方〜
- アルペジオの練習方法
- マイナースケールの基礎
- 効果的なフィンガートレーニング
- リズムを最優先して練習しよう
- 三連符をリズミックに弾こう
- トライアド(三和音)をマスターしよう
- 3コードを弾いてみよう
- 魅惑のトレモロ奏法をマスターしよう
- 練習曲の意味
はじめてのアドリブ入門講座
- リズミック・アプローチ
- トライアドの活用
- BLUESを弾いてみよう!
- ペンタトニック・フレーズ
- ブルーノート
- スライドの活用
- 音型トレーニング 4音パターン (1)
- 音型トレーニング 4音パターン (2)
- 音型トレーニング 3音パターン (1)
- 音型トレーニング 3音パターン (2)
- モチーフの発展法
- フィンガーボードの把握
- Blue Note
- マイナーペンタトニック・フレーズ (1)
- マイナーペンタトニック・フレーズ (2)
- 三連符トレーニング(1)
- 三連符トレーニング(2)
- 三連符トレーニング(3)