リズムギター カッティング徹底分析
休符の活用
グルーヴ感溢れるカッティングに、必要不可欠な要素に休符が挙げられます。カッティングの上達には、休符を無視するわけにはいきません。
アンサンブルと一体となり、他の楽器を活かしながら生み出すリズムのノリは強力なものとなります。
ここでは2題の例を取りあげ、休符の重要性を理解し身につけていきましょう。
パターン (1)

このパターンでは最小単位の和音、2声でのプレイに触れてみましょう。
9thコードのb7th, 9thの2音のみを使います。2音ですが主張のある演奏が可能となります。音も変化させずに、リズム面での魅力に迫っていきましょう。
ここで重要なのは、ミュートとなります。それは、2音のみをカッティングするのではなく、4弦~5弦あたりからプレイするので、余弦のミュートが必須となります。
弦を押さえていない指や、角度を調節しながら、1弦と低音弦をしっかりとミュートしましょう。その上で大胆かつシャープにカッティングしてみましょう。2音のみ弾くよりも、ダイナミックで勢いのあるリズムになることがわかると思います。
そして、ここでの狙いである休符をしっかりと刻むことを大切にトレーニングしてみてください。
パターン (2)

このパターンは1小節目と2小節目のvoicingを変えてプレイします。リズムパターンは共通のものです。
このように同一リズムでもコードポジションを変化させるだけでしっかりとした2小節のパターンとなります。
16分休符をしっかり鮮明に出しましょう。
ポジション移動は4拍目の4分休符の際に、次のポジションへ移動していくイメージで、リズムを感じながらスムーズに行いましょう。
練習・学習内容
基礎を固める
- 指板の音を徹底的に覚えよう
- C Major scale
- 基礎理論 〜必要性と考え方〜
- アルペジオの練習方法
- マイナースケールの基礎
- 効果的なフィンガートレーニング
- リズムを最優先して練習しよう
- 三連符をリズミックに弾こう
- トライアド(三和音)をマスターしよう
- 3コードを弾いてみよう
- 魅惑のトレモロ奏法をマスターしよう
- 練習曲の意味
はじめてのアドリブ入門講座
- リズミック・アプローチ
- トライアドの活用
- BLUESを弾いてみよう!
- ペンタトニック・フレーズ
- ブルーノート
- スライドの活用
- 音型トレーニング 4音パターン (1)
- 音型トレーニング 4音パターン (2)
- 音型トレーニング 3音パターン (1)
- 音型トレーニング 3音パターン (2)
- モチーフの発展法
- フィンガーボードの把握
- Blue Note
- マイナーペンタトニック・フレーズ (1)
- マイナーペンタトニック・フレーズ (2)
- 三連符トレーニング(1)
- 三連符トレーニング(2)
- 三連符トレーニング(3)